知っていると安心な家族葬の基礎知識

NHKの番組で「小さなお葬式」が取り上げられたことで、家族葬は一気に知名度を上げました。こんな方法があるのかと、関心をお持ちになった方も多い事でしょう。自分の身のしまい方に関心が高まり、エンディングノートや「終活」といったワードも注目を集めています。亡くなればお墓に入るのが普通だったかつての価値観は変化し、樹木葬や散骨といった方法を選ぼうと考えている方も少なくありません。お葬式の方法も様々な方法が出てきています。それらの方法について前もってしっかり知っておくことで、最も適した葬儀の方法を選ぶことが可能になります。お葬式は故人との最期のお別れの儀式であり一回きりでやり直しは利きません。だからこそ後悔しないような方法でお別れしたいものです。基礎的な知識を持っておくといざという時に慌てることが少なくてすむでしょう。

そもそも家族葬とはどんなもの?

家族葬は、葬儀を家族だけの手で行うものです。一般的な葬儀では故人との別れをゆっくり惜しむ間もなく、精進料理などの準備や儀礼的な弔問客への対応で気の休まる間もないのが通例です。家族や親族以外の親交の浅い弔問客に参加をご遠慮願う事で、ゆっくりと故人との最期の時間を過ごせるのが最大のメリットです。葬儀そのものは一般のお葬式と同じように進められます。弔問客の参加をお断りすることで香典の分の収入は見込めなくなります。従って葬儀費用全部を自分たちだけで工面する必要が出てきます。一般のお葬式よりも小さな会場で済み、式場費や料理の費用などは少なくてすみます。自宅で行えば更に費用を抑えることが出来ます。しかし枕飾りや霊柩車などの配送料、お棺や仏衣などについては通常通りの費用がかかりますので注意が必要です。

家族葬の実際の流れはどのように進むの?

家族が亡くなった場合、葬儀社に連絡をすれば病院や自宅などに寝台車で迎えに来てもらえます。ご遺体は自宅か葬儀社の仮置き場に安置してもらう事になります。故人をお棺に納める納棺の儀式が行われ、その後お棺を自宅に運んでもらって通夜となります。告別式が行われた後、火葬となる流れです。宗派や地域によっては初七日法要も同時に行われることもあります。ほとんどの葬儀社でセットプランとなっており、不必要なものがあっても料金は変わらないこともあります。またセットプランには入っていないもので足りないものが出てきて、追加料金が発生することもあります。忘れやすいのがドライアイスです。セットプランにどのようなものが含まれているのか契約前にしっかりチェックするようにしましょう。追加料金が一切かからないことを掲げている業者もあります。複数の葬儀社を比較検討してから、納得のいく業者に依頼しましょう。